社会保険に加入しよう

社会保険には「健康保険」と「厚生年金」があります。こちらも、雇用保険と同様で法人であれば加入が義務となっています。(こちらは労働保険ほどうるさくないのが実情)それぞれの仕組みについて簡単に触れてみたいと思います。

 

厚生年金

日本は昭和61年より20歳以上の日本国民には基本的に年金の加入が義務つけられました。厚生年金には「基礎年金」と呼ばれる国民年金に相当する部分が含まれており、サラリーマンであれば妻の分の年金も含めて厚生年金で基礎年金をカバーをしています。厚生年金に加入すれば受給時には基礎年金部分にプラスして厚生年金が支給されますから、厚生年金に加入すると年金受給額は国民年金単体加入より多くなる仕組みとなっています。

 

健康保険

日本は国民皆保険制度をとっています。会社に勤めている(所属している人)が入るのが健康保険法により健康保険制度となります。個人が加入する国民健康保険との違いは、労働者が病気や怪我で休業する際に収入の66%を生活保障してくれる。「傷病給付金」の制度があることです。この制度は労働者を保護する制度の1つになっています。

 

PointとTips 【社労士がいいたい!】

  • 社会保険は会社であればすべて加入です。(強制加入)
  • 健康保険の制度には休業時の「傷病給付金」の制度があり、病気休職中も労働者の生活を支えてくれます。(その間は会社からは無給でよい)
  • 法人で社会保険に加入していないと、助成金の制度やハローワークの求人を受け付けてくれません。(労働保険も同様)
  • 社保の加入がないと融資が受けられないことがあります。

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